火葬だけの葬儀は失礼?直葬のメリット・デメリットと心のこもった供養
2025/09/05
「火葬だけの葬儀は、故人や遺族に対して失礼ではないか?」
近年、このような疑問を持つ方が増えています。
少子高齢化やライフスタイルの変化により、葬儀の形は多様化しました。
その中でも「直葬(ちょくそう)」と呼ばれる、通夜や告別式を省略して火葬のみを行うシンプルな葬儀が注目されています。
本記事では、直葬のメリット・デメリットを整理しつつ、「心のこもった供養はできるのか?」という多くの方が抱く不安にお答えします。
直葬とは?基本的な流れ
直葬は、通夜や告別式を行わず、遺体を直接火葬場へ搬送して火葬のみを行う葬儀形式です。
一般的な流れは以下の通りです:
1.ご逝去 → ご安置
2.必要な手続き(死亡届・火葬許可申請など)
3.火葬場に搬送 → 火葬
4.収骨
👉 式典を伴わないため、時間と費用を大幅に抑えられるのが特徴です。
直葬が選ばれる背景
・費用負担の軽減:一般葬に比べて10万〜30万円程度と低価格
・高齢化・単身世帯の増加:参列者が少ないため大規模な葬儀は不要
・コロナ禍以降の葬儀簡素化:参列制限をきっかけに直葬を選ぶ人が増加
・価値観の変化:「形式よりも心を込めて送りたい」という考え方が広まった
直葬のメリット
1.費用を抑えられる
一般葬では100万円以上かかる場合もありますが、直葬なら20万〜30万円前後が目安。
2.遺族の負担を軽減できる
準備・参列者対応が不要で、少人数で静かに見送れる。
3.時間が短縮できる
通夜や告別式を省略するため、1〜2日で完結。
直葬のデメリット
直葬のデメリット
1.お別れの時間が短い
親族や友人が十分にお別れできず「後悔」につながることも。
2.弔問・香典を辞退するため人間関係に影響する可能性
「挨拶がなかった」と思われるケースがある。
3.宗教儀式を行わないため心理的抵抗感が残る
特に年配世代には「供養にならないのでは」という不安がある。
直葬でも心のこもった供養はできる
直葬はシンプルですが、工夫次第で十分に「心のこもった供養」を実現できます。
具体例
・火葬前に家族だけで読経や黙祷を行う
・手紙や故人の愛用品を棺に添える
・火葬後に「お別れ会」や「偲ぶ会」を開く
・樹木葬や手元供養など、新しい供養スタイルを組み合わせる
👉 大切なのは「形式」ではなく、「どんな想いで送り出すか」です。
まとめ
・直葬は通夜や告別式を行わず、火葬のみを行う葬儀形式
・費用を抑え、時間や負担を軽減できるメリットがある
・一方で「お別れの時間が短い」「形式を重視する人には不満」といったデメリットも
・工夫をすれば、直葬でも十分に心のこもった供養が可能
みんな完結葬では「直葬」「一日葬」など、現代のニーズに合わせたシンプルかつ心のこもった葬儀をご提案しています。
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